http://www.asahi.com/culture/korea/TKY200712220100.html
タイでは今、少女時代を真似(まね)た「タイ少女時代」という名の映像が連日ポータルサイトをにぎわせて話題になっている。
映像では、タイの少女たちがグループ少女時代のデビュー曲「タシマンナン セゲ」(また会う世界)をダンスや衣装、ヘアスタイル、表情までそっくりに真似て、細かい部分まで完璧に再現している。
タイのビール大手ブンロートは13日、若手女優ボンコット・コンマーライさん(22)ら女優、モデル3人が半裸姿を披露する来年のカレンダーを発表した。タイの企業カレンダーは近年、今年80歳を迎えたプミポン・タイ国王の写真が主流で、ブンロートのセクシー路線には一部から「不謹慎」「ポルノまがい」いった批判が出ている。
ボンコットさん(通称タック)は「バーンラジャン」(2000年)、「トムヤムクン」(2005年)といったヒット映画のほか、テレビドラマでも活躍中。
タイで一大ブームを巻き起こしたコヨーテ(ホットパンツなどをはいて娯楽施設で踊るダンサー)が傷害事件に巻き込まれた。
11月25日、午後4時、バンコク隣県ノンタブリ県に住むサーサトリーさん(19)が、記者に対し、「カッターで右耳の上あたりを深く切られ、病院に入院しなければならないほどの重傷を負った」と訴えた。
サーサトリーさんが涙ながらに語ったところによると、サーサトリーさんはコヨーテとしてラマ5世橋近くの飲食店で長く働いていたが、その際、客のオットさん(23)という男性と知り合い1カ月ほど交際していたという。
サーサトリーさんは事件について次のように話した。
「11 月21日午前1時、オットさんはユイさん(仮名、20)と一緒に車に乗って店までやって来て、私のことを待っていました。その後、店外に出て来るよう、私に電話して来ました。ちょうど家に帰る準備をしていたところで、店外に出て車に乗ったオットさんに会ったところ、オットさんのもう1人の恋人、ユイさんが車に同乗。あまりいい感じがしませんでした。問題が発生すると嫌なので、すぐに踵を返し店に戻ろうとしたところ、ユイさんが私の背後から近づいてきて、カッターで顔を切り付けようとしました。すかさず避けたのですが、右耳の上の頭部を切られ、大量出血しました」
その後、ユイさんはオットさんの車に飛び乗り、逃走。サーサトリーさんの同僚が急いで被害者を病院に搬送した。医師が病院で調べたところ、神経の1本が切断されており、38針を縫う大ケガ。サーサトリーさんは数日間入院することになったという。
サーサトリーさんは「ユイさんが私のことをオットさんのセックスフレンドだと考えて、こんなことになったのだと思います。しかし実際に私はオットさんに恋人が沢山いるとは知らなかったのです。問題を起こしたくないので、もうオットさんとは交際しません。警察にも通報しましたが以後、何の進展もありません。というのもオットさんもユイさんもノンタブリ県の権力者の子息だからです。公正さとは何かを言いたかったので、記者の方に連絡しました」と訴えた。